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子どもの運動神経は何歳で決まる?ゴールデンエイジとマルチスポーツの関係

サッカーのドリブル練習をする園児たち

運動発達

「運動神経は生まれつき」「もう決まっているのでは」と感じたことはありませんか。園のお友だちが縄跳びや鉄棒をすいすいこなす姿を見て、うちの子は大丈夫かな、と気になった保護者の方も多いと思います。かといって、共働きで平日は保育園の送り迎えだけで精一杯、特別な練習をさせる時間はなかなか取れない、というのが正直なところではないでしょうか。実は、運動神経は生まれつき決まっているものではなく、幼児期にどんな動きをどれだけ経験したかによって、その後の伸び方が変わるといわれています。今回は「ゴールデンエイジ」という言葉を手がかりに、3〜5歳の今だからこそ大切にしたいポイントをご紹介します。

子どものスポーツ指導の世界でよく使われる「ゴールデンエイジ」という考え方があります。一般的には9〜12歳頃を指し、見た動きをすぐに真似できるようになるなど、運動の技術そのものがぐんと伸びる時期とされています。そしてその土台をつくるのが、その前段階にあたる「プレゴールデンエイジ」、おおよそ3〜8歳頃の時期です。人の神経系は発達のスピードが早く、5歳頃までに成人の8割程度、12歳頃までにはほぼ100%近くまで育つといわれています。つまり、ゴールデンエイジで運動技術が伸びるかどうかは、その前のプレゴールデンエイジ、まさに今の時期にどれだけ神経回路の土台を育てられたかに左右される、という考え方です。

ここで大切なのは、運動神経は特定の年齢で完成して終わるものではなく、積み重ねでできていくものだということです。プレゴールデンエイジの時期に、走る・跳ぶ・投げる・転がる・バランスを取るといった基本的な動きをどれだけ経験したかが、後の運動能力の伸びしろにつながっていきます。そのため、この時期から一つの種目だけに絞り込むよりも、いろいろなスポーツや動きに触れる「マルチスポーツ」的な関わり方が良いとされています。特定の技を完璧にこなすことよりも、体の動かし方の引き出しを増やしていくイメージです。

とはいえ、家庭で専門的なトレーニングをする必要はありません。公園で走り回る、ボールを投げる、マットの上で転がる、リズムに合わせて体を動かす。そうした日常の遊びの延長にある動きの経験こそが、プレゴールデンエイジの子どもにとって一番の財産になります。大事なのは、特定の種目の技術を早くから完成させることではなく、幅広い動きに楽しみながら触れられる環境があるかどうかです。「運動が得意/苦手」で分けるのではなく、まずはいろいろな動きに出会う機会を作ってあげることが、この時期の関わり方として大切にされています。

のびスポでは、体操・野球・サッカー・リズム運動という複数の種目を、同じ教室の中で経験できる環境を用意しています。一つの種目に偏らず、幼児期に必要ないろいろな動きに触れられるようにという考え方は、こうしたゴールデンエイジ・プレゴールデンエイジの発達段階とも重なるものです。教室づくりで大切にしているポイントは選ばれる理由のページでも詳しくご紹介しています。マルチスポーツ的な関わり方をそのままクラスにしたのが「多種目クラス」で、2026年9月からは体操を軸に集中的に取り組む「体操クラス」も新設されます。2つのクラスの違いはこちらの記事でご紹介しています。また、2歳から多様な動きに親しむ運動あそびについては「2歳からの運動あそび、何がいいの?」でご紹介しています。

運動が得意な子も、まだこれからの子も、この時期にいろいろな動きを楽しめる機会があること自体が何よりの一歩です。「うちの子に合うかどうか、まずは見てみたい」という方は、無理な勧誘は一切しませんので、気軽な気持ちで体験レッスンをのぞいてみてください。運動が苦手な子への向き合い方はコーチ紹介の記事で、跳び箱・鉄棒・マット運動の基礎を何歳から始めるといいかについてはこちらの記事でもご紹介しています。

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